2007年からアメリカ片田舎で過ごす毎日のエピソードを独特の口調でほのぼのと綴る「アメリカ片田舎の毎日」を発信する洋子さんにインタビュー

アメリカ生活28年。2007年からアメリカ片田舎で過ごす毎日のエピソードを独特の口調でほのぼのと綴る「アメリカ片田舎の毎日」を発信する洋子さん。アメリカで大学院に通い、結婚、そして専業主婦を経験後、企業に勤め、そして今は大学で勤務中という、様々な経験を持っていらっしゃる洋子さんに、アメリカ生活について、子育てやお仕事に関して、沢山のお話をお聞かせいただきました!

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――洋子様と旦那様は、いつどこで、どのように出会われたのでしょうか?

洋子 :私が友人と一緒に大好きなハワイを訪れていた時ですが、1984年12月25日のクリスマス当日、ホノルル市ワイキキビーチにあるハワイアンヒルトンの最上階にあったディスコ(クラブ?)で知り合いました。要するにナンパなので息子にはあまり言えません。(笑)主人はアメリカ空軍勤務で、なんとヒルトンハワイアンヴィレッジにアパートを借りていまして、クリスマスなのに暇だったのでクラブに行ったみたいです。

――クリスマスに出会ったなんて、運命的ですね!ご結婚に至るまでには、どのぐらいの期間ご交際されたのですか?

洋子 :当時私は日本に住んでいたので、知り合ってから二度ほど主人が日本に来ました。そして私が大学院に行くために渡米したのが1986年8月。本当は政治学を専攻だったのでワシントンDC周辺の大学に行きたかったのですが、主人がいた中西部の街にある大学に留学しました。そして結婚したのは1988年の9月です。

アメリカ人なのに、違和感を感じなくて、何でも許してくれる。主人は「隠れ昭和の日本人」人に対する思いやりが深い人。

――なるほど、出会ってから2年程遠距離で、そしてアメリカでは2年程、トータルで約4年間ぐらいのご交際を経て、ご結婚に至ったという事ですね。結婚の決め手となった、旦那様の魅力はどのような部分だったのでしょう?

洋子 :結婚の決め手になったのは、やはり本人の真面目な性格でしょうか。アメリカ人なのに、違和感を感じなくて、何でも許してくれる。そして人に対する思いやりが深い人です。いつもブログで主人のことを「隠れ昭和の日本人」と書いているのですが、本当に昔風の日本人男性のようなところを持った人で、社会や子育てに関する考えが一致していました。

――隠れ昭和の日本人ですか(笑)。価値観があっていたのですね。洋子様の息子さんは、もう21歳になられたそうですね、おめでとうございます!日本人の子育ての感覚と外国人(アメリカ人)の子育ての感覚は随分差があるように思えますが、特に大きくここが違う、という点がありましたら、お聞かせ下さい。

洋子 :他の国はわかりませんが、アメリカは平等のように見えて、結構社会階級がある国です。幸い中流の普通の生活をしてこれたので、息子の友人達のご両親も私達同様、教育熱心な方たちばかりでした。だからこれといって違和感を感じたことはありません。あと私の周囲には、子供の活動を見学したりするのがすごく楽しみな家庭が多いです。たとえば子供がクラブ活動でスポーツや踊りをすると必ず見に行きます。なので日本の甥がクラブの試合があった時に、両親が誰も見に行っていなかった事には、とても驚きました。進学は田舎なのであまり厳しくないです。ただ大学に入学してから退学する生徒が多いですね。日本のように一流企業が全て東京に本社を置いているのとは違い、アメリカの企業はあちこちに本社があります。だから地方大学を卒業していても、結構優秀な企業に就職することも多いです。進学上一番大切なのはどこの大学に行くかで無く、どの学部でどんな勉強をするかです。日本だと東京大学で哲学を勉強していても、一流企業に入社できるのでしょうが、例えばアメリカでは一流大学のハーバード大学で哲学を勉強している人よりも、私の勤務先の地方の州立大学で、工学部とかを卒業している人のほうが仕事が見つけやすい社会だと思います。

進学上一番大切なのはどこの大学に行くかで無く、どの学部でどんな勉強をするか

――確かにアメリカでは、将来この仕事をしたいからこの専攻を学ぶ、という姿勢がしっかりしてますね。「どこの大学を卒業しましたか?」ではなくて、「何を専攻(勉強)したの?」という質問をしますしね。

洋子 :はい。あと子育てで一番の違いは、アメリカの高校生は日本の大学生のような遊び方をすることですね。飲酒は当たり前、違法なドラッグ等も高校卒業までに半数の子供が経験するような社会です。アメリカ人の両親も「うちの子に限って」と思っている方が多いのですが、それは子供が上手に隠しているからかも知れませんね。又高校で遊ばなかった子達はかえって大学に入ってから大変遊ぶ可能性もあるようです。それで大学を続けられなくなって退学したり。私も大学時代は結構自由を楽しんだほうですが、アメリカの子供達の遊び方には心配でため息をついてしまいます。

――未成年のドラッグ使用は、アメリカの大きな社会問題ですよね。友達がやっているので、ついつい手を出してしまうのでしょうか。。仕事に関してはどうでしょう?アメリカの職場では男女平等、というイメージが強いですが、洋子さんの経験上、実際そうなのでしょうか?

洋子 :もちろん日本と比べたら雲泥の差だとは思いますが、アメリカの職場が男女平等だとは言い難いかもしれません。同じ仕事をしていても男性のほうが給料が高い、子供がいても、男は上司からあまり否定的に見られないのに、女は子供がいるからたくさん休むのではないか、と心配される、などなど、時々メディアでも問題になっています。私は州立大学勤務ですが、やはり学部長、副学長レベルの役職はダントツで男性が多いです。一般企業の社長レベルも圧倒的に男性が多いようです。ただ日本と同様最近は医学部、法学部など女子生徒のほうが多くなってきているらしいのでこれからの社会はどんどん変わっていくかも知れませんね。

仕事が楽なのははっきり自分の役割が決まっていること。悪い点は自分の仕事の責任をしっかり取らされること

――アメリカで勤務していて、ここが良かった(仕事がし易い)という点を1つ、そしてここが悪かった(仕事がしにくい)という点を1つずつ教えて下さい。

洋子 :あくまでも私が勤務してきた職場での話ですが、仕事が楽なのははっきり自分の役割が決まっていることでしょうか。Job description (ジョブディスクリプション)と言って、その職務内容がはっきり明確に記述されているので、自分が仕事環境で何を期待されているのかわかります。中には肉体労働の職務内容も記述されていることもあり、勤務中どれくらいの重さの荷物を持つのか、あるいはどれ位立ち仕事なのかなども細かく記入されています。悪い点ですが、私は悪い点だとは思わないのですが、アメリカは自分の仕事の責任をしっかり取らされます。だからあまりにひどい場合は解雇処分もあるわけです。アメリカは転職は当たり前なので解雇されても次の仕事が見つかるでしょうが、やはり過去に解雇の経験があるのは履歴書などに書きにくいですね。

――仕事の役割分担が決まっていて、そのパフォーマンスが出来なければ解雇、合理的といえば合理的なのかもしれませんね。ご家庭の話をお聞きしたいのですが、家事の分担はどのようにされているのでしょう?

洋子 :私は料理が好きなので、食事の支度、その買い物は全部私です。食事が終わると各自が自分のお皿を片付け、最後に食卓を綺麗に拭くのは最後に食べた人です。私はリュウマチで重いものが持てないので、掃除機は主人が一週間に一度かけてくれ、庭の芝刈りは息子がします。洗面所の掃除などは私の役目。お洗濯は昔は私が全てしていたのですが、息子が別居から戻ってきた時点で各自が自分の物を洗うようにしました。私の洗濯物はとても量が少ないのでシーツやタオルは私が洗いますが。あと犬の散歩は主人の役目です。

私のことを大切に思い、必要にしてくれる人がいるのはうれしいものです

――なるほど、いい具合に分担が決まっているんですね。結婚生活で幸せだなと感じる時はどんな時でしょう?

洋子 :もう結婚生活も長いので空気のような存在になりがちですが、やはり私のことを大切に思い、必要にしてくれる人がいるのはうれしいものです。子供の問題、家庭の問題などを協力し合いながら解決していくのも「一人ではないんだ」と思い力を与えてもらってます。

――心の支えがある事で、人は強くなれますからね。洋子様や洋子様のご友人を含めまして(日本人に限らず)外国人とうまく付き合い、外国でうまく生活が出来る人達には、共通してどんな特徴があると思いますか?

洋子 :やはり異国で暮らすためにはある程度柔軟性がないと駄目でしょうね。アメリカ人は(何人でも良いのですが)これが駄目だ、あれが出来ない、とか思っているとどんどん嫌になっていくわけで。「へエー、こんなこともあるんだね」くらいで済ませられないとやっていけないです(笑)。私は天然なのであまり気にならず、かえって回りも私のことを気にしていないのが気楽で大好きです。あとは新しいことを試してみようと思う方がやはり海外生活を楽しめるでしょうか?日本人の良いところは失わず、でも郷に入れば郷に従う気持ちが必要だと思います。

差別された時には、自分は何も悪い事をしていない、悪いのは相手だと言い聞かせる事

――柔軟性と、新しい事へのチャレンジ精神ですね!アメリカに住んでいると、自分が「外国人」になるわけですが、自分がアメリカ人と対等に扱われていないな、差別されているな、と感じた事はありますか?またそのような時は、どのように対処されてきたのでしょうか?

洋子 :私は中西部で比較的差別が少ない場所に住んでいるのですが、黒人の主人は南部、アラバマの出身です。何度か行ったことがあるのですが、たまに、私を見るのも嫌だ、と思っているのが手に取るような人がいました。そういう時は、「私は何も悪いことしていない、悪いのは相手だ」と思います。正直なところ、アメリカ人ながら黒人の主人は、私などと比べ物にならない差別を経験しているので、彼から学ぶところが多かったです。残念ながら息子も差別されることがあり、その時はいつも「あなたが悪いのではない、相手が悪いんだ」と言い聞かせているのですが、若い息子にはなかなかこの態度は取れないようです。アメリカは移民の国なので、いろんな人種が混じっているのは当たり前です。ただ英語がある程度できないと苦労はすると思います。

表面的な優しさに惑わされずに、本質を見極める事が国際結婚には大切。意外に難しいけれど

――差別する人が悪いと、強い心を持つべきですね。最後になりますが、これから国際結婚生活をスタートする女性や男性に向けて、国際結婚成功を長続きさせる秘訣のアドバイスをお願いします。

洋子 :自分が女なので、女性へのアドバイスが主ですが、まずは外国人だからとのぼせずに、結婚相手がどんな人か見極めるのが一番大切でしょうね。たとえばアメリカ人男性は、ドアを開けてくれたり、重たいものを持ってくれたり、今日は素敵だね、と言葉が出たりするのは当たり前のマナー、本人が優しいからではないのです。それを表面的な「優しさ」でのぼせずに、本質を見極める。口で言うのは楽ですが、意外に難しいでしょうね。日本でもDVとか問題になってきていますが、アメリカ男性も妻を殴ったり、言葉で束縛する人が多いです。アメリカで暮らす場合、自分に職がないとどうしても相方に100%頼らなくてはいけないわけですから、良い相手ならばいいですが、悪い相手なら逃げ場がなくなってしまいます。私は出会いから結婚まで四年間ありました。最初は遠距離交際、そしてアメリカに来てから二年間で結婚でした。最近は国際婚活も出来るので出会いの場が広がって素晴らしいと思いますが、やはり決める前に相手方の国に滞在して自分に合うか様子を見ることをお勧めします。日本人男性が妻に求めることとアメリカ人男性から求められることはかなり違います。私の経験なのですが、新婚当時、主人の世話をたくさんしようとしたら、「こんなことは自分で出来る」って嫌がられたのです。日本だと何から何まで世話をすると、愛情の表現になるときもあるようですが、アメリカ男性にとっては家事もだけど、いつも身奇麗で自分のために綺麗でいてくれて愛情を表現して欲しいって思うみたいです。最近日本人のタレントさんがアメリカ人男性と離婚したニュースがありましたが、その理由の一つが、タレントさんが専業主婦でいたかったのに男性は仕事をして欲しかった、とありました。アメリカの中流家庭の妻の多くが働いています。せっかく大学を卒業しているのに家庭に埋もれるってのは本当にもったいない、って考えです。子供が小さなときは家庭にいても、ある程度大きくなるとパートでも良いので仕事をする人がほとんどです。お医者さんの奥さんでも自分のお店を持ったり、パートで仕事をしたりする社会です。だからこれは文化の違いかも知れませんね。長々となりましたが、長続きの秘訣は、国際結婚も日本人同士の結婚もとにかく相手を尊重して思いやる、そして文化の違い(育った環境、地方、国の違い)を柔軟にとらえてお互いに納得のいく道を選んでいくことではないでしょうか。

長続きの秘訣は、国際結婚も日本人同士の結婚もとにかく相手を尊重して思いやる、そして文化の違い(育った環境、地方、国の違い)を柔軟にとらえてお互いに納得のいく道を選んでいくこと

アメリカというとロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイ等を思い浮かべがち。通常メディアではあまり紹介されない「田舎のアメリカ生活」を写真付きで見せてくれる洋子さんのブログで、「リアルなアメリカ生活」を覗いてみましょう♪

アメリカ片田舎の毎日:http://ameblo.jp/100312120618/